定期演奏会のプログラムの中でミュージカルと並んで準備に苦労するのが、第2部の「上級生のア・カペラステージ」です。
今回は6曲を予定し、現在着々と練習を進めて…..と言いたいのですが、お姉さんたちを悩ませる1曲が
それは、グスターヴ・ホルストの「アヴェマリア」です。
そうあの「惑星」で有名なホルストの書いた「アヴェマリア」です。
「アヴェマリア」と聞くとシューベルトやグノーのものが真っ先に頭に浮かびますが、他にも多くの作曲家が「アヴェマリア」という曲を遺しています。
私もすべてを知っているわけではありませんが、どれも清らかなメロディが心を癒す名曲ばかり、中でもホルストのアヴェマリアの美しさはひときわです
ではなぜそんな美曲に苦悩しているかというと、楽譜の1ページ目をご覧いただけばお分かりでしょう。
なんとこの曲、8声からなっております
この楽譜を配布したとき「わ、わたしはどこを歌えばいいの」と目を白黒させていたお姉さんたち。
普段歌っている3声や4声のアカペラでも大変なのに8声とはこれ如何に
なんとか音取りまではこぎ着け、8パートで合わせてみるも「ムズカシイィ~~」
現在のところはこういった状況ではありますが
4月の演奏会では、8声の織りなす宇宙的な広がり(惑星の作曲者だけに)を表現し、この曲の美しさをお客さまと分かち合いたいものです
まだまだ先は長そうですが
きっとできると先生は信じてますよ~
(の)