今回は、今年のミュージカルは、感染拡大防止はもちろん、昨年度開催できず卒団できなかったお姉さん、今年卒団のお姉さんの心情も考えて、これまでのミュージカルのダイジェストでいきましょう
と決まった瞬間「おお!なるほどイイネ!!!」と同時に「ちょっとまて、衣装はどうすんだ?」とうれしさと焦りが…
ただ、そこはスイッチが入ってしまえば、裏方を引き受ける保護者会は、少しでもクオリティの高いものにするために熱が入り始めます。
いつも衣装を作ってくださっているSさんも、「これは大変、時間もあまりないわねえ〜」と言いながらにこやかだったのが印象的でした
以前のキャストさんたちから借りたり(キレイに保管しておいて良かった〜)、借りた見本から今回のキャスト用に採寸して作り直したり、縫製の腕が鳴る保護者がどんどん仕上げていきました。
感動したのは、本番前日にSさんが作ってきてくださったひなぎくの王妃様用の髪飾り
母親役に合った落ち着いた感じのレースの髪留めを見た時、「役本人の気持ちも上がるし、こんな細部のこだわりで全体のクオリティが上がるのだなあ」としみじみ。
Sさんは、デザイン・生地選び・縫製・キャストの体型にあわせた細かい補正を、今回は特に限られた時間のなか尽力してくださいました
メイクや髪型もこれまでのDVDや記録写真を見ながら試行錯誤しましたよ。
ただ、大道具がほとんど必要なかったので逆にやりがいのない方々がいらっしゃったのかも!?
今年の定期演奏会は、本当に手探りの中、関係者のみなさんのアイデアとパワーで開催することができました
子どもたちの想いがご来場の皆さまに届いていれば幸いです
(あ)